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2019年9月21日土曜日

ジャック・オー・ランタンのマスクの作り方 1.型紙づくり

ハロウィンネタのものを作ってみたくなったので、ジャックオーランタンのマスク作りに挑戦中です。


  1. 型紙づくり
  2. ベースの作成
  3. 仕上げ

ちゃんと自分の頭が入る被り物って作ったことがないので、いろいろと試行錯誤しながら作成しています。
ハロウィンの予定はないんだけどね!!!

最初の写真はもちろん完成品ではなくて、途中段階です。
でも、室内での使用なら、型紙の段階で塗装して完成にしても良いかなと思います

まずは型紙の製作までまとめました。
今回の型紙作りでは、頭の形の型が欲しいので風船に張子のように紙を張って形を作り、そこから張子を展開して型にしてみます。

ジャックオーランタンに限らず、被り物作るときって、こういう作り方が多いと思うので、他のマスクでも応用が利くものもあると思います。

1.用意するもの(型紙づくり)


  • 木工用ボンド
  • ハケ
  • 紙(少年ジャンプ)
  • 風船
  • マスキングテープ


少年ジャンプ以外は100均で売っていると思います。
水をよく吸いそうな紙ならなんでも良いと思いますが、何処かのサイトで「張子するには少年ジャンプが良い」ってのを見てから、少年ジャンプを愛用しています。
マスキングテープは他のテープでも代用できると思います。

今後必要なものは後日掲載しますが、主に以下のものが必要になります。

  • ライオンボード
  • G17ボンド
  • ラッカー薄め液
  • 塗料
ライオンボードはダイソーのEVAボードでも代用可能で、ボクはEVAボードを使用しました。
ただ、大きなサイズが無いので、EVAボードを接合する手間がかかったり、厚さが選べないなど不便なこともあります。
面倒な型は大きなものを用意したほうが手間がかからないと思います。



G17ボンドはダイソーに小さいものが売っています。ライオンボードのつなぎ合わせだけなら、それだけで十分です。
今回はライオンボードの塗装前の下地材としてもG17ボンドを使用しています。その場合は大きなサイズがあったほうがコスパ良いのでお勧めです。
※缶のG17ボンドでつなぎ合わせ処理をするのは手間なので、100均の小さいボンドは1つ用意したほうが良いです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
ボンドG17Z 1kg (缶) #43837【コニシ】
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ラッカー薄め液は、ライオンボードの塗装前の下地処理に使います。
下地処理を行わないなら不要です。

2.張子のマスク作り

風船を自分の理想のサイズくらいまで膨らまして、紙で囲います。

風船に直接マスキングテープは貼っていません。
ジャンプを数ページ分、テープでつなげて帯状にして、風船をぐるっと囲っています。
風船に直接ボンドがつくと、マスクと外れにくくなるかもしれないので、その対策に行っています。

紙を短冊くらいの長さに切って、風船に貼っていきます。

ボンドはそのまま使わずに、水で溶いたものを作成し、ハケで塗って行きます。
ボクは感覚で2倍くらいに薄めたものを使用しました。
貼る量は求める強度次第ですが、少年ジャンプの半分の分厚さくらいの紙を使用すると、ある程度丈夫なものになりました。
紙を貼り付ける作業は一度で終わらせるのではなく、貼り付け作業と、乾燥を2~3回に分けて行ったほうが良いと思います。

3.目と口を書いてみる


乾燥したものに顔を書いてみました。
ジャック・オー・ランタンに見えるでしょうか??
お正月の福笑いのように、目や口のパーツを別で作成して、ちょうど良い見た目の場所を決めています
このとき使った目や口の型紙は、あとで使用するので捨てないでおいてください。

4.首の調整

中の風船を割ります。

ちゃんと乾燥していて強度があれば、いい感じに中が空洞になります♪

首元をハサミで整えます。

このままでは頭が入らないので、マスクを前後のパーツに分けます。
切れ目が正面から見えないように、後ろ側でパーツを分けたほうが良いと思います。

マスク、被ってみました。
目の穴が空いていないので、自撮りが大変・・・


5.張子のマスクを展開

最後にマスクにハサミを入れて平面に展開します。

カボチャの線を描いてみて、それに沿って切れば目立たないんじゃないかと思います。

今回はここまで。







2019年9月6日金曜日

youtube-dlの使い方

youtube-dlはコマンドラインで動作するストリーム用のダウンローダです。
アプリ名を見たらわかるように「Youtubeとかの動画をダウンロードできる」って言ったほうがわかりやすいかな。

実際にはYoutube以外の多数のサイトに対応しています。
対応するサイトは以下に記載されています
https://ytdl-org.github.io/youtube-dl/supportedsites.html

また、ffmpegやavconvをインストールしてあれば、動画の結合なども可能です。

動作確認したかったのだけど、日本語の解説があまりなかったので、簡単な使い方を覚書しておきます。

※本記事の目的はストリーミングサイトからのダウンロードではなく、コンソールアプリケーションの機能を自作のプログラムへの組み込むためのノウハウの蓄積です。

自作のプログラムに埋め込む手法については以下の記事を参考にしてください。
コンソールアプリケーションの呼び出し(Reflection)


コンソールアプリケーションのffmpegをC#から起動した記事も参考にしてください
早送りのスムーズな動画を作りたい(ffmpeg)

youtube-dlについての記事は以下も確認してください。

1.ダウンロード

公式サイトの「Download」からダウンロードできます。




youtube-dl.exeをダウンロードすればインストール不要で使えますが、使用するには「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」が必要です。
持ってない人は、こちらもダウンロードしてインストールしてください。


2.使い方

youtube-dlはffmpegなどと同様に、コマンドラインプログラムです。

単純に使用するなら、コマンドプロンプトで以下のように打ち込むだけです。
  youtube-dl ダウンロードしたい動画のURL  


Youtubeの動画の場合、以下のようなURLになると思います
https://www.youtube.com/watch?v=Hogehoge

ブラウザのここに表示されているURLです。


URLにクエリパラメータの部分にプレイリスト情報などが含まれると上手く動作しないようなので、注意してください。

たとえば、以下のようなURLでは赤字部分が不要となります。
https://www.youtube.com/watch?v=Hogehoge&list=aslgjhweSKJh


動画のダウンロード以外にも、プロパティ設定することで動画の情報を取得することができます。
使用頻度の高そうなものを記載しておきます。

タイトルを取得する
  youtube-dl -e ダウンロードしたい動画のURL  

ファイル名を取得する
  youtube-dl --get-filename ダウンロードしたい動画のURL  

2.1.保存するファイル名、保存先を指定する

youtbe-dlのデフォルトのファイル名は
「動画のタイトル」-「動画のID」.「拡張子」
です。

ファイル名を変更するには「-o」オプションを使用します。
  youtube-dl -o "ファイル名" ダウンロードしたい動画のURL  

「ファイル名」の部分をフルパスにすることで保存先を変更することもできます。
指定する際はダブルクォーテーション(")で囲むのを忘れないようにしてください

また、「-o」オプションはテンプレート指定が可能です。(というか、こちらがメイン)
今回の記事では割愛します。
使用する方はオフィシャルサイトを確認してください。

2.2.再生可能なフォーマットの一覧を取得する

コマンドに「-F」オプションをつけることで提供されている動画のフォーマットが取得できます。

  youtube-dl -F ダウンロードしたい動画のURL  

例)


この例では、
No139はm4a形式の音源データ
No.18はmp4形式でサイズが640×360
などということがわかります。

もし、No139の動画(音源)を取得したい場合「-f」オプションを使用します
  youtube-dl -f 139 ダウンロードしたい動画のURL  

この「-f」オプションを使用しない場合、yotube-dlが「いい感じ」のデータを自動で選択してくれています。

また、フォーマットの指定は番号以外に以下も使用できます

  • best:音声付き動画のなかで高画質もの
  • worst: 音声付き動画のなかで低画質もの
  • bestvideo: 音声なし動画のなかで高画質もの
  • worstvideo: 音声なし動画のなかで低画質もの
  • bestaudio: 高品質の音声ファイル
  • worstaudio: 低品質の音声ファイル


高画質の音声付き動画を取得する場合は以下になります
  youtube-dl -f best ダウンロードしたい動画のURL  

また、スラッシュ(/)を使うことで優先度を設定できます。
以下の例ではNo139→No251→bestの順に動画取得を行います。
  youtube-dl -f 139/251/best ダウンロードしたい動画のURL  

また、拡張子なども条件に含むことができます。
  youtube-dl -f 139/mp4 ダウンロードしたい動画のURL  
そのほか、画質や動画のサイズなどの条件も指定できるようです。

3.ffmpegとの連携(動画と音声を結合する)

Youtube動画などでは、動画と音声ファイルが別々に公開されています。
このような場合には、動画ファイルと音声ファイルをそれぞれダウンロードして、結合するような処理が必要なりますが、ffmpegと連携させることで、結合処理を自動で行うことができます
  youtube-dl -f 動画のフォーマットNo+音声のフォーマットNo ダウンロードしたい動画のURL  

手前の例を使うならこんな感じでしょうか
  youtube-dl -f bestvideo+bestaudio ダウンロードしたい動画のURL  

この結合処理を行うには、ffmpegまたはavconv が必要です。

連携は特に設定は不要です。
画像のように、youtube-dlとffmpegの実行ファイルを同じフォルダに置くだけで使用できます