2021年1月16日土曜日

コロナ過のポートレート撮影では画像送信機能を使おう(DLNA)

コロナ過の撮影での感染リスク軽減について

最低限のマスク、手洗いなどを実施している前提です。

コロナ過での撮影リスクの軽減方法について考えてみました。

ポートレート撮影を前提としていますが、コスプレなどの撮影でも感染リスク軽減につながると思います。


人が多いイベント等での撮影に比べると、個撮ってあまりリスク多くないと思うんですよね。

撮影は1対1だし、感染した場合でも不特定多数への接触でもないのでクラスターになるリスクもない

(ただし電車やバス移動の場合、そこはリスクがあると思います)

カメラマンはあまり被写体さんに近づかない、近づくときは話さないようにしていれば、通常の会話ほど飛沫感染は少なそう。


で、何か一番リスクとして大きいかなと考えると、撮影した写真の確認時かな

まず、カメラの液晶で撮影データを確認してもらうと、カメラマンと被写体の距離がかなり近くなっています。

さらに、モデルさんがカメラ操作するのもリスクですよね


でも、撮影した写真をその場で確認してもらえないのは、後から全ボツ喰らう可能性もあるので、なんらか確認してもらいたい・・・そこでカメラからの画像送信機能を利用することをオススメします。

つまり、カメラの画像を被写体さんのスマホや、別途用意したタブレットなどに送信して

  • カメラマン→カメラを操作
  • モデルさん→タブレットなどで確認

として、同じ機器を使用しないことで接触を減らすことができます。


1.Wifi機能付きSDカード

個人的にはこれが最強です。

追加のアプリなどを入れる必要もないし、カメラの操作に影響がない

複数人のスマホで同時に使用できる

でも、SDカードがメチャ高いんですよね・・・


2.Canon Camera Connectを使う

スマホから画像閲覧ができるアプリを使用する方法です。

これ、1度に1ユーザしか使えないし、設定がイチイチ手間です。

カメラマンが確認用のタブレットを用意できる場合は便利ですね

でも、安価で買える古いタブレットはアプリ非対応の場合が多いです


3.テザー撮影

カメラとPCを優先/無線で繋げて画像転送する方法です。

悪くはないのですが、優先の場合は線が邪魔です。

無線の場合は転送速度がネックになります。RAWモードの画像では遅くて使いにくいです。


4.DLNAを使った画像転送

EOSのWifi設定の「メディアプレーヤーで画像閲覧」というやつです。

ザックリ説明するなら、カメラをWifiに繋いで共有フォルダにする機能です。

別にインターネットにつながっている必要ないので、小さい無線ルーターがあれば、どこでお使えます。


EOS6Dの場合は、Wifi機能の「メディアプレーヤーで画像閲覧」を選択し、Wifiにカメラ接続すれば使用できます。

PCのネットワークから確認した場合、このようにカメラが表示されます


WindowsMediaPlayerから表示するとこんな感じ

BubbleUPnPで画像を表示



スマホのVLC Playerで画像を表示
こちらは、画像を全画面表示できませんでした