創作「月夜の少女」
使用するために作った三日月はそのまま写すとこんな感じ。
ストロボスタンドに無理やりくっつけて、高さ調整できるようにしています。
作成中の写真も撮っているので、作り方を公開します。
まずは型紙作り。巨大な円を2つ書いて、三日月の型紙を作ります。大きな円はコンパスじゃ書けません
長い棒を用意して、両端に穴を空けてコンパス代わりに使っています。
三日月の素体は、ホームセンターで売っている「スタイロフォーム」を使用しています。
発泡スチロールに比べて、加工時に散らからないのがお気に入り。
スタイロフォームは、かなり大きいものなんだけど、三日月の方が大きいので、型紙を分割します。
切断部分についは目立たないようにしたいので、撮影時にモデルさんのスカートで隠れる想定の場所で切断しています。
型紙からスタイロフォームを切り出しました。
スタイロフォームに白い点々がついているのは、ボンドです。
型紙がズレそうだったので仮固定していました。
組み立てすると、スタジオまで運べなくなるので、分割したまま塗装します。
スタイロフォームは表面がボロボロ崩れることがあるのと、塗装がしにくいことがあるので、先に下地処理しています。
表面にクッキングシートをあて布にして、アイロンを軽くかけると、表面が硬くなり塗装も簡単になります。
でも、有害なガスが出ると思うので、換気の良い場所で自己責任で・・・
塗装は下地にジェッソを塗りっています。
絵の部の分量は全て適当で、ムラがでるように塗っています。
スタジオに運んで接着し、境目もわからないように塗装します。
パーツを接合した部分は強度が弱いので、裏面で余ったスタイロフォームで補強しています。
撮影の際は、黒背景を用意して、モデルさんの椅子とかすべて黒く覆っています。
実際にはこんな感じの椅子と三脚があるんです