2019年3月18日月曜日

「モバイル ユーザビリティ」の問題が新たに 検出されました クエリパラメータでモバイル用ページが指定されない

SearchConsoleから以下のようなメッセージが届きました。


Search Console により、貴サイトに影響するモバイル ユーザビリティの新たな問題が 3 件検出されました。
主な問題(最大 5 件)
  • 貴サイトでは、以下の問題が検出されました。
  • テキストが小さすぎて読めません
  • ビューポートが「端末の幅」に収まるよう設定されていません
クリック可能な要素同士が近すぎます

これらの問題について詳しく調べ、できる限り解決されることをおすすめいたします。これにより、サイトのエクスペリエンスと Google 検索結果での表示を最適化できます。

特にいままで通知がなかったので、新しい機能なんでしょうか?

1.エラーの詳細の確認

通知に表示されているボタンをクリックすると、詳細が確認できます。

1つのページでエラーが出ているみたいですね

エラーの内容も、同じものが表示されています。

エラー情報をクリックしていくと、問題のページのスクリーンショットや、ソースも確認できます。

スクリーンショットを見ると、確かに画面がはみ出ているようです。
でも、この記事にだけ特別なことはしていないと思うのですが・・・


2.原因の調査

ということで、今回エラーが発生したページは、以下のURLとなっています。

下の図は、エラーが発生していないサイトの一覧です。

エラーが出たページのURLを改めて見比べると「クエリパラメータ」がついています。
クエリパラメータというのはURLの後ろにつくオプションみたいなものです。
今回は「m=0」という部分がクエリパラメータです。

この「m=0」ってのは、どうやら「モバイルページじゃないよ」ってオプションのようです。
このオプションが「m=1」か、未指定の場合、おそらく「モバイルページだよ」という設定となり、表示方法が切り替わるみたいですね。
なので、エラーとなっているURLがモバイル対応していないのは普通ですね。

となると問題は「なぜ、モバイルページじゃない設定が、SearchConsoleでモバイル用としてチェックされているのか」ということになるようです。

3.URL検査

次にSeachConsoleで
http://t-pirori.blogspot.com/2018/02/scratch_17.html
http://t-pirori.blogspot.com/2018/02/scratch_17.html?m=0
の、それぞれのURLを検査してみます。

URL検査はSearchConsoleの上の検索バーにアドレスを入れるだけです。

http://t-pirori.blogspot.com/2018/02/scratch_17.html

http://t-pirori.blogspot.com/2018/02/scratch_17.html?m=0

どうやら、クエリパラメータのついたURLがインデックス登録されているようです。
ここを修正できれば、エラーが消えるかな??

登録したいURL側で「公開URLをテスト」を選択してみます。

こちらのURLはモバイル対応されているようです♪

4.インデックスの登録

とりあえずURL検査のページから「インデックス登録をリクエスト」をクリックしてみました。
http://t-pirori.blogspot.com/2018/02/scratch_17.html
これで、しばらく様子をみてみようと思います。


翌日インデックス登録をリクエストしてページを再度、URL検査しました

http://t-pirori.blogspot.com/2018/02/scratch_17.html
無事、クエリパラメータなしのURLがインデックス登録されたようです。


5.結果確認

後日、SearchConsoleのモバイルユーザビリティを確認しました。
画像のように、3件あったエラーが0件になっています。

また、グラフ内の③という数値をクリックすると下のように、問題が解決された旨がメッセージで表示されました。
とりあえず、何か問題が出たときは、
1.指摘されたページのアドレスが変なものになっていないか?
を確認し、
2.おかしなURLは再度、URL検査とインデックス登録
することで対応できそうです。


(2019/7/25 追記)
英語圏の人にも届くように・・・
SearchConsoleでの英語版メッセージは「Fix mobile usability issues」ってのがキーワードみたい