2021年10月27日水曜日

巨大な張り子の風船を作りました

 創作の「風船を持った少女」用に作った風船


そもそも風船を素材に作るので、日本語がおかしいけど。。。ハロウィンなどの創作用に覚書を残しておきます。


端的に言うと、風船に紙を貼って、張り子にしています。

風船から張り子を作ることは、わりかしメジャーなのかなと思いますが、このサイズだと結構大変です。


まずは、土台として、95cmの風船を使用します。

このサイズは口では膨らませません。
コンプレッサーなどで空気を入れます。


直接張り子にすると、風船が破裂したときに壊れそうなので、風船をビニールで包みます。

ビニールはゴミ袋を開いて使用しています。また、風船とはくっついていません。


水溶きボンドで紙を貼っていきます。

紙は少年ジャンプなどの雑誌です。吸水性が良いらしいです。

張り子ではある程度の厚みが必要ですが、あまり分厚くすると重くなりすぎて持てなくなったり、自重で崩壊するかも・・・なので薄めの張り子になっています。

そのまま転がすと壊れそうなので、補助台を用意しています。

で、紙を薄くするので、補強が必要。
今回はエポキシ樹脂を使用しています。

ちょっとずつ風船にかけていきます。
確認してないけど、風船に直接かけると良くないことが置きそうなので、風船にレジン液が届かないように注意しつつ固めていきます。


風船の上はあとから吊るせるようにフックを固定しています
ここの固定も、2液レジンです。

張り子に雑誌を使ったので、透けないように黒ペンキで塗りつぶします。

顔を取り付けて、表面を包帯で巻いていきます。
顔はダイソーのマネキンヘッドから、お面を作っています。
作りからはこの風船と同じ。張り子にしてレジンで固めています。(発泡スチロールは解けるので注意!)

包帯はメルカリで買ったのですが、中古品でも高い・・・
途中で気づいたのですが、サラシを買うのが正解でした。サラシを4等分に細く切ると、いい感じの包帯感が出ました。
ミイラ男やりたい人は、ぜひともサラシを使いましょう
サラシは切れ目を入れれば、手で引き裂けます。

大量の包帯とサラシをつかって完成。軽量化を意識したはずだけど、結構重い・・・



撮影スポットまでの搬送はこんな風でした。かなりのVIP席(笑




#ハロウィン #創作