2023年2月23日木曜日

カメラを作りました

カメラ作りました。

この前、ピンホールカメラを作ってみたら思いのほか簡単で、ちゃんと作ってみたくなっちゃいました。

カメラの自作って難しいかと思いましたが、仕組みの理解するだけなら、ほぼお金かからないので、夏休みの自由研究にも出来ると思います。



中を覗くとこんな感じで反転した像が写ります。

用意するもの

  • レンズ
  • CDケース
  • トレーシングペーパー(写し紙)
  • スタイロフォーム(無くて良い)

レンズは無くてもOK。虫眼鏡でも良いみたいです。
クローズアップレンズを使ってカメラDIYしていた人が居たので、僕もまねてクローズアップレンズを使っています。
ピンホールカメラにするなら、レンズなしで画鋲で穴を空ければ良いと思います。

CDケースは100均の段ボールのもの。スライドできる状態の箱なら何でもOKです。


スタイロフォームはレンズをガッチリ固定するために使用しています。なので別になくてもOKです。CDケースに直接レンズを埋め込めば良いです。

材料の接着は面倒なのですべてガムテープです。それくらい雑でも大丈夫でした。

作り方

1.レンズはめ込み用の枠の作成

この工程は無くてもOK
スタイロフォームに穴を空けて、レンズをはめ込む穴を作ります。


スタイロフォームは粉が落ちやすいので、アイロンで熱して表面処理をしています。


2.CDケースにレンズを取り付け

CDケースの外箱にレンズ枠を貼り付けます。
レンズの光が通るように、CDケース側にも穴を空けてあります。


箱の反対側から覗いてみて、レンズ以外から光が漏れているなら隙間を塞ぎます。

3.ファインダーの作成

ファインダーって呼び方で良いのかな?
映像の写る部分を作成します。
CDケースの内箱に穴を空けて、トレーシングペーパーを貼り付けます。


4.CDケースの内箱を外箱に戻して完成

これで完成。メッチャ簡単だ(笑
CDケースの内箱をスライドすると、ピントの合う場所があるので覗きながら調整します。


撮影してみる

5.ファインダーに像を映してみる

実際に使ってみるとこんな感じ。

フィルムは入れられないので、スマホやデジカメでトレーシングペーパーを撮影します。


箱の中のトレーシングペーパーをデジカメで撮影するとこういう風に反転して写ります。


こっちの方がわかりやすいかな

6.感光紙に撮影する

ファインダーをデジカメで撮影しても良いんだけど、なんか微妙かな?と思い、紙への撮影を試しました。


コピーアートペーパーという感光紙を使用します。

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ピントの合う場所を覚えておいて、コピーアートペーパーをレンズとトレーシングペーパーの前に貼り付けて露光します。

コピーアートペーパーは少し黄色っぽい見た目の面が印刷面になります。

印刷面をレンズのほうに向けて貼り付けます。


一定時間放置した後に、紙を回収して、アイロンなどで加熱すると像が浮き上がります。

僕の作ったカメラの場合は、2月の暖かい日の日差しで、1分~2分ほどで適正な時間だったようです。


手すり越しの建物を撮影



マンションを撮影

わかりづらい(笑

コピーアートペーパーが小さなものなので、わかりにくいのかなって感じです。

もうちょい大きな用紙を買えば、わかりやすくなりそうかな。

ただ、コピーアートペーパーは小さなものしかないので、すこしお高い感光紙が必要になるかな



写真はモデルさんに許可頂いたもののみを掲載しています。
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