2018年3月12日月曜日

Scratchでプログラミング その24 スクラッチアートツールを作る

Scratchの使い方解説です、今回の難易度は超Easy
前回のペイントツールの続きです。


前回作成したペイントツールは、機能しますが色の切り替えとかが含まれていないので、あまり使っても楽しくないですね・・・

正攻法でイイカンジのペイントツールを作っていくのもいいですが、スクラッチアートを作成するペインタを作ってみました。

スクラッチアートとは、黒い紙を削りながら絵を描いていくもので、黒い紙を削っていくと、カラフルな色が出てくるやつです。
scratchでスクラッチアートとか、完全オヤジギャグですみません・・・

本来の仕組みとは違いますが黒背景のパレットにカラフルペンで色をつけて表現してみます。

0.目次


  1. 変数の作成
  2. 色の設定


1.変数の作成

作り方は基本的にはペイントツールと同じです。
これは前回のペイントツールのプログラムです。

今回はペンの色をカラフルにするため変数とします。
データの「変数を作る」でペンの色という変数を用意しました。
そして、ペンが下りているときに色を指定するようにしています。

同様に、太さという変数も用意しています。

2.色の設定

ペンの色を指定します。
ペンの色をグラデーションのようにしたかったので、下のような式を用意しました。
マウスのx座標はscratchでは-240~240の範囲となっています。
ですので式の左半分がとりうる値は、-50~50の値となります。
Y座標も同様の式としています。
この式で画面の位置によって、-100~100までの数値を表現しています。

ペンの色の範囲は調べてないですが、きっとこのあたりでしょう(汗

この式をプログラムに追加して完成!
使ってみたら、簡単なわりに面白いものになってました☆

せっかくなら、元に戻すコマンドとかも実装できたらいいですね~