2018年3月16日金曜日

Windows10に.Net Framework 3.5をインストールする方法

Windows10はデフォルトで.Net Framework 4.6がインストールされていますが、.Net Framework 4.6は.Net Framework 3.5との互換性がありません。

そのため.Net Framework 3.5が必要なアプリケーションを起動すると、
.Net Framework 3.5をインストールするように通知が表示されますが、エラーが発生しインストールされませんでした。。。

.Net Framework 3.5のインストールは、コントロールパネルのWindows機能の有効化または無効化から機能追加もできるのですが、こちらも同様のエラーとなります。

エラーとなるのは同じ状態でWindowsUpdateからのデータ取得時に0x800F081Fというエラーコードで失敗していました。

.Net Framework 3.5の再配布可能パッケージを直接ダウンロードしてインストールすることも考えたのですが、インストールしようとすると「インストールには.Net Framework 3.5が必要です」というトンチのようなメッセージが・・・orz


どうやらセキュリティパッチのKB2966828が悪さをするらしく、このパッチを適用すると.Net Framework 3.5のインストールができません。
残念なことに、私の使用していたWindows10では、このパッチを適用した形跡もなかったのでパッチのアンインストールも出来ません。。。


以下のサイトには、その他いろいろな対処方法が掲載されています。

私の場合、このサイトの方法では、不十分な部分があったので、覚書として掲載しておきます。


対処法

まずはMediaCreationToolをダウンロードします。
ここでISOイメージを作成するのですが、0x80072F76 - 0x20017 エラーとなりISOイメージが作成できませんでした。

このエラーの対処は以下のサイトを参考にしました。

MediaCreationToolを右クリックし、「互換性のトラブルシューティング」を選択して、推奨設定で実行(テスト)すると、エラーとならずISOイメージを作成できました。

作成したISOをVirtual CloneDrive でマウントしました。

管理者権限でWindowsPowerShellを起動して、以下のコマンドを実行します。

Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName NetFx3 -All -Source "D:\x64\sources\sxs" -LimitAccess

ドライブ(D)は各自の設定に置き換えてください。
Sourceのパスはmicrosoft-windows-netfx3-ondemand-package.cabのあるフォルダを指定しました。

これで、無事インストールできました♪