2018年8月18日土曜日

立山 布橋潅頂会

この記事は以前に作成していたブログから移行、再編集したものです。
情報は2009年のもののため、古い可能性があります。
布橋灌頂会は3年に一度開催されているようです。次の開催は2020年でしょうか・・・?

布橋潅頂会に行ってきました
「潅頂」は、「かんじょう」と読むようです
立山が女人禁制だったころに、目隠しして布橋を渡ることで男性が立山登拝を行う代わりとなり、極楽浄土へ行けると信じられていたそうです。
布橋は現世と霊界の境目として信じられてきたそうです。
布橋から立山側は死後の世界として考えられ、地元の人は布橋から立山側にお墓を立てています。

布橋を渡ると、上る途中は立山連峰が目に入り、降りるにつれてお墓が見えるので死後の世界を感じれるとかなんとか、立山博物館の方が言ってました









10:00からというチラシをみて向かいましたが、実際には10:00から開会式で偉そうな人たちが延々と1時間話し続けていたので、実際の布橋潅頂会は11時からでした。。。長すぎるよ orz
参加者の女性は、行きは目隠ししてますが儀式を終えると目隠しを外して戻ってきます。


今回の目的は、布橋潅頂会だけでなく立山博物館で開催されている「オバンサマ」展です。


「オンバサマ」は立山で振興されている地母神ですが、見た目がかなり悪そう・・・
企画展では、現存するオバンサマを複数展示してありました。
館内は写真撮影禁止(撮ってるジイサン多かったけど)だったので、ポスターのアップ写真です








三途の川の奪衣婆と混同されることが多く、威厳が失われかけたこともあったとか。
たしかに奪衣婆と姿も似ていて、地母神というイメージとは違いますね。
オンバサマの出来はよく、目の造りがよく力強い感じがしました~


<おまけ>
御山神社に合ったんだけど、コレは何??



布橋潅頂会が、11時まで始まらないから暇で撮ってた蝶。


日中なのにSO感度上げてシャッター速度上げまくって撮ってみたのを、拡大してみたよ
飛んでる蝶ってチョットエグいね