1.におとんぼ
富山県の東部ではお盆の時期になると、写真のようなやぐらが建てられます。上市だけではなく、いろんな場所で建てられているのですが、地区によって燃やす日は違っているみたいです。呼び方も違うのかな?
このやぐらは「におとんぼ」と言うそうです。
今回は「ふるさと観光上市まつり」で燃やすところを見られるようなので、見に行きました。
駐車場の情報など、あまり公開されていないイベントですが、現地に着くと総合病院が駐車場として開放されているようでした。ほかにも何箇所も駐車場あるのかな?
2.おしょうらい棒
祭りでは「におとんぼ」を燃やすのを見るだけではなく「おしょうらい棒」という棒を燃やす人もいます。「おしょうらい棒」は藁のようなものをまとめたもので、先祖の霊を迎えるために使用するそうです。
祭りに来た人たちが、河原で「おしょうらい棒」を燃やしている光景が見受けられました。
燃やす場所は指定されているわけではないようですが、みなさん、ある程度同じような場所で「おしょうらい棒」を燃やしているようでした。
会場のアナウンスでも「おしょうらい棒を燃やす人は火の始末を最後までしてください」と言う程度で、おしょうらい棒も花火も自由な場所でやっているみたい。
3.盂蘭盆精霊大供養読経
19:30になると、お坊さんのお経が響くなかで「におとんぼ」に火が着けられました。会場の近くの「におとんぼ」は一番最後に点火されていました。
近くの橋の上から見ると、こんな感じ。
手前の人たちは「おしょうらい棒」を燃やす人たちです。
「におとんぼ」が燃え終わるころ、花火大会が始まりました。
花火は海側から打ち上げられていました。
会場では花火を見る人、おしょうらいをする人、それぞれが自由に祭りを楽しんでいるようでした。
ちなみに、河原以外にも新町近辺では、街流しなどが行われています。
そちらでもダンスなどのイベントが開催されていたようですが、河原側と時間帯が重なるものが多く、ボクはあまり見ることが出来ませんでした。。。