ということで少し振り返り
まずは100人撮影する
カメラマンはじめて、最初に設定した目標です。
100人と書いていますが、イベントなどで複数人撮影しても1人としてカウントしています。
昔から撮影はしていましたが、人に見せることをあまり意識しない写真がほとんどで、撮るものも作品とかではありませんでした。
なので「経験を増やしたい!!」と思ったんですよね
- 色々な場所での撮影
- 色々な時間帯の撮影
- 被写体が希望する写真を撮る
という経験とスキルを鍛えたくて「まずは100人撮影する」ってことを目標としていました。
なので100人てのは特に根拠のある数字ではありません。
設定当時は「月に5件くらい撮影すれば、2年くらいで達成できるかな」と思っていました。
でも実際は、月に10件前後も撮影させていただくことができ、現在までの撮影件数は8カ月で84件でした。
予想に反して1年で目標は達成できそうです♪
コスプレ撮影が半数くらい
もともとは屋外での日中ポートレートをメインとした撮影を目指していましたが、コスプレの案件もたくさん受けさせていただきました。
最初はあまりコスプレ撮影をする予定はなかったのですが、ポートレートとは違った撮影方法なども考えることができ、結果としてかなり良い勉強になっていると思っています。
特にライティングに関しては、昼のポートレートばかり撮影していたら上達しなかったと思っています。
また、僕の撮りたいものとして「創作ポートレート」があります。創作という作業において、コスプレの撮影というのは近いものがあると思います。コスプレイヤーさんごとの価値観や表現方法なども、とても勉強になりました。
アニメなどの世界観の表現などもあり、レタッチなどについても、奥が深いジャンルだと思います。まだまだ勉強すべきことが多いですね。
上達したこと
ライティングは明らかに上手くなったと思っています。
上手くなったというよりも理解していなかった技術の入門編を理解した、ということなのかなと。
構図についても以前よりも意識できるようになってきたと思います。でも、まだまだ応用ができてないな、、、と撮影した写真を見直していて感じることも
次にやりたいこと
1.座学
カメラの基礎に近い部分で、曖昧なままにしているの部分について、もっと理解が必要と感じています。被写体深度やヒストグラムまわりがフワっとしてるんですよね(笑
なので、今は座学を増やしていきたいな。実技は充分に経験させてもらっていると思うので、足りてない知識を補充したい。
2.機材の多重化
使いたいと思っていた機材は大体ゲットできたと思っています。でも、そろえた機材の多くが中古品です。なので、壊れることを前提にストロボやモノブロックなどを拡充していこうかなと。日頃持ち歩いている機材も、予備を簡易スタジオに置いておけば、準備時間などの短縮にもつながるはず♪
フルサイズのミラーレス一眼とか、高いレンズとかも興味はありますが、それは後回しでも良いかなと。今の機材でも十分に写真は撮れるし、僕はまだ機材を言い訳にするほど高いレベルじゃない。
3.作品としての創作ポートレート
いまの撮影の多くは、基本的に被写体さんが撮ってほしいものを撮影しています。それは、いろんな要望に応えるために、機材をそろえたりテクニックを勉強したり、ということなると思うので、広い範囲のスキルアップにつながると思います。
今後はそれを維持しつつ自分が撮りたいものを撮る時間を増やしていきたいなと考えています。
4.定期的に撮影できる被写体さんの確保
以前から同じモデルさんを撮り続けたいというのは、僕の撮影の基本方針としています。
まずは創作ポートレートのため。
僕のイメージする創作ポートレートはストーリー性のあるもので、1枚の写真で完成するというものではありません。なので、衣裳や撮影場所なども複数個所になることもあると思っています。
創作ポートレートを撮るときは、ある程度撮影イメージを持っていきますが、どうしても一発で完成できるほどのスキルはまだないなと思っています。
なので、長く同じモデルさんを撮りながら、そのなかで創作ポートレートも撮らせてもらう、というスタイルを目指していきたいなと思っています。
そして、もうひとつ理由があります
僕によって「良い写真」というのは写真が綺麗に撮れただけではダメなようです。気に入った写真というのは思い出が付加価値として必要なようです。
「〇〇さんと撮影で、こんな苦労があった」とか「予定していない凄い光景に出会って~」とか「撮影セットを頑張って作った」とか。。。そういう記憶の付加価値があるものを「良い写真」と感じています。
もっとも、この記憶の付加価値というものは、SNSやブログで写真を見てくれる人にとっては感じることができないものです。なので、あくまで僕の自己満足。でも大切な要素なのです。
その要素を埋めるためには初対面のモデルさんよりも、繰り返し撮影をすることで親しくなったモデルさんが必要と考えています。