2018年6月22日金曜日

ベトナム ハノイと世界遺産ハロン湾クルーズ に参加しました in GW2010

この記事は以前に作成していたブログから移行、再編集したものです。
情報は2010年のもののため、古い可能性があります。

ベトナムハノイ旅行 in GW2010

GWにベトナムに行ってきていました。4月にタイに行ってきたばかりなのにね。
ニュージャパントラベルの『ハノイと世界遺産ハロン湾クルーズ』に申し込んでいました。

このツアーはチャーター機で小松発着の予定だったんだけど、出発前にトラブルが・・・
出発日は土曜日だったんだけど、その日の飛行機がベトナム政府に徴収されたらしく、出発空港と日時が変更になりました。
出発日が土曜日から金曜日へ、空港が小松空港から富山空港へ変更になりました。

出発日が1日早くなった分、観光時間が延びてホテルの宿泊料金も変更なし。
出発空港も家から近くなったので、ボク的には歓迎でしたけどね。
そんなわけで、仕事帰りにそのままベトナムに直行です。

富山空港を使用するのは初めて。ここは小さいので直行便ではなく、関空に給油のために立ち寄りします。
給油だけだから機内で待っていればいいと思っていたのに、関空で一度降ろされました。
掃除とかもするんだとさ。このせいで関空の搭乗口で1時間くらい待たされました。
夕食がまだだったので、ほかの客が食べているオニギリとかが異常に美味しく見えちゃいます。
この紙を搭乗時にもう一度みせるんだそうですよ。

給油も終わって、やっと夕食です。

さりげなく、大福とか入っているのはボリューム多すぎじゃない?

かなりグッタリしながらハノイに到着です。
乗継がこんなに辛いとは思わなかった・・・

01デヴーホテル

深夜ですが、無事にハノイのデヴーホテルに到着です。


ホテルは市街地から離れているので、あまりお店がありません。少なくとも市内までは歩いていく距離ではないです。
レストランは多いのですが、それ以外のお店はあまり多くないです。あとはカラオケ(風俗?)くらい。
特に、GWに行くと、5月1日はベトナムの独立記念日で連休のためか多くのお店が休んでいます。
連休中はレストラン意外はあまりお店開いていないので、お土産を買いにくいかも。

ちなみに、デヴーホテルの近くでは、
・道路の向かいのパン屋ではビールが10,000VND(50円)
・近くのレストラン街にCDショップがある(アルバムが45,000VNDくらい)
・服屋とかのある道を歩いていけば、商店がチョットはある。
って感じでした。
だいたい1,000VNDは5円なので、ビール50円。CDが250円くらいですね。
ツアーのお土産屋さんでは、ビールが200円なので気をつけて・・・



デヴーホテルは各国の要人も宿泊するそうで、とても綺麗です。


ホテルには屋外プールがありますが、泳いでいる人はあまり多くなかったです。
というか、プールに入りたいと思うほど暑い日ってあまりなかったです。



朝食はビュッフェ形式ですが、なぜかテーブルは指定されていました。


好きなとこで食べたかったなぁ
大して混んでいないのに、窓際の2人席とかではなく、毎回8人くらいのテーブルに案内されるのは何故??

フォーや卵料理は直接目の前で作ってもらえます。


ホテルの裏には、湖があります。中には動物園があるそうです。
動物園はサルばっかりだそうです。
時間ないので入り口までしかいけませんでしたよ。


休日だったので湖の入り口は渋滞していました。


園内も凄い人ごみです
スワンボートも大人気です。

ホテルの上からみたスワンボートの山



02ハノイ市内観光

ツアー初日はベトナムへの移動のみだったので、実際の観光は2日目からでした。
2日目はハノイ市街観光。

まずは一柱寺
ホーチミンさんの奉られているホーチミン廟の近くということもあって、ベトナム人で賑わっていました。
GWの時期はベトナムでも休日(独立記念日)で、地方からも多くの観光客が来ています。ホーチミン廟は混雑するので、祭日を避けて平日に行きました。
一柱寺は池の上に、1本の柱で支えられて建っています。
ハスの花に見立てられているんだとか。


中には仏像があります。

この仏像の背中の綺麗なところは電飾で光っています。日本には無い発想ですねぇ
昔ながらのありがたみの様なものは無かったけれど、コレはコレで綺麗でいいと思いますがどうでしょう?

次は文廟です。
現在は観光地ですが、ベトナム初の大学だったそうです。
なので、学業成就祈願のような意味合いの強い場所だそうです。


亀の石碑には、官史登用試験の合格者の名前が彫られているそうです。


この亀の頭を触ることで、頭が良くなるそうです。




文廟内には小さな売店もあり、じっくり見たかったんだけど自由時間はほとんど無くてガッカリ・・・

本日最後は旧市街地散策。
ここの路上市場近辺を散策しました。




写真は撮らなかったけど、犬も売られていました。
ベトナムの人は犬肉を食べるんだそうです。お祝い事のときとかに食べるんだとか。
なので、メインで犬肉を売っているって感じではないんだけどね。犬とわかる感じで売られているのでインパクトあります。

ちなみにガイドのトゥンさんいわく、
「ベトナムには野良犬あまりいません?何故なら食べちゃうから」
だそうです。さらに
「田んぼにカカシはいりません。鳥がいたら食べちゃうから」
「マムシやコブラの被害も滅多に無いです。毒性の強い蛇ほど良い薬になると信じられているから。人間を見ると蛇は逃げ出します。」
ベトナム人の逞しさを感じちゃいますね。



旧市街の細い路地には国旗がたくさん掲げられていました。
祭日に国旗を掲げる習慣っていろんな国にあるんですねぇ

03バーヤ号でハロン湾クルーズ

ツアー3日目はメインイベントのハロン湾クルーズ船で1泊です★

ホテルからハロン湾まではバスで2~3時間もかかります。
バス自体は大きくて快適なんだけど、長時間の移動なので、かな~りシンドイです。
日帰りツアーの人は、1日で往復することになるので恐ろしい・・・
でも、現在ベトナムでは高速道路や新幹線を建設中だそうなので、数年後にはもっとアクセスが良くなるのかも。
(※この記事は2010年のものなので、2018年現在はもっと快適だと思います)

バスの移動中にガイドのトゥンさんが説明してくれた炭鉱街です。


山の黒い部分が石炭なんだそうです。費用や技術があまり要らない露天掘りで掘っているそうです。
露天掘りだと空気の汚染が酷いそうです。
下の写真は、この山へと続く道路です。


道が見えない・・・どう見ても健康上良くなさそうです
最近では日本から採掘技術を取り入れているそうですけどね。


長~~~い移動が終わって、ハロン湾に到着です。


宿泊する船はバーヤ号という船です。
大きい船は船着場に直接、接岸できないので小型船で移動します。


この小型船は、船着場の備品ではなくてバーヤ号の備品です。
クルーズ中はこの船をずっと牽引しているんですよ~
で、観光地による度にこの小型船で上陸するんです。

バーヤ号はこんな感じ。茶色+白色の船なのですぐわかると思います。
2階が宿泊室。3階がレストラン、4階がデッキになっています。

ただ、これは2号船?ボクたちは1号船に乗船です。
ぱっと見は同じなんだけど、1号船には部屋ごとのベランダがなかった・・・orz

でも内装は雰囲気がとても良かったです

入船時にはハナビラでお出迎え~


レストランはこんな感じです♪




屋内だけではなくテラス席もあり、このテラス席が人気でした

初日の昼食はバイキングです。

ホテルほどの種類はありませんが、海の幸のメニューのありました。

寝室はこんな風です。


船内なのでチョット狭いですが清潔感がありますね~
部屋ごとにトイレとシャワー(湯船は無し)も完備です。
ただ、ボクの部屋はシャワーが出ず、、、言うのも面倒なので水道で身体を洗いましたがね

ここはマッサージルーム。
室内ではなく、2階のテラスにあるので風が気持ち良さそうです。



デッキには椅子がたくさん置いてあって、ゴロゴロするには最適です。
クルーズ初日は曇っていて暑くなく風もあったので、屋外で横になっていると気持ちよかったです♪
2日目は天気がよく、暑くて横になれない時間もありました。暑い日でも夕方くらいからなら快適なんじゃないかなぁ

ハロン湾は奇岩が綺麗とのことです。
たしかにこんなに大きな岩が乱立しているのは凄いのかも・・・?




04ハロン湾の水上村見学

バーヤ号でのハロン湾クルーズ
最初の目的地は、水上村です。



小型船で水上村の船着場?へ移動し、そこから手漕ぎの船に乗り換えて観光になります。


出発地点から中心の岩の周りをぐるりと回るコースになっていて、途中で売店と洞窟に立ち寄ります。

手漕ぎボートへ乗り換えてすぐに標識が立っています。


海上なのに標識があるって新鮮。
でも、ここだけしかなかったので観光用なのかも。

水上村はイカダの上に民家が建てられています。
カンボジアで見た水上村に比べて小規模で、全体的に見て静かな印象がありました。
水上だけど犬やネコも買っています。そういえば、ハロン湾近辺ではハノイと違って野良犬なんかも結構見ました。犬を食べる習慣があまり無いのかも?
驚いたのは、民家の中にテレビとかの家電製品が普通にあること。大音量で音楽を聴いている家もありました。
もちろん電柱とかはありません。家の外にバッテリーが置いてあって、それを使っているみたいでした。
世界遺産として登録されているので観光客が多くなって、贅沢が出来ているんでしょうか?
翌々日に向かったタムコックに比べて、あきらかにお金にガメつくなかったし。




水上村観光の途中で売店に立ち寄ります。
生簀?に大きな魚なども泳いでいて、結構楽しめます。
ここには学校もありますが、休日なのでお休み。
お土産の販売のほか、ハロン湾の真珠販売もしています。


実演コーナーは、観光客がいる間だけ真珠の取り出し作業などをやっていました。まぁ、そんなもんだよね


売店コーナーは村に1箇所だけなので、ボートがたくさんいます。
観光客の数から考えて、全部が観光客を乗せてきたボート以外にもいるような気もしますが、別に船で商売している気配もなかったです。

売店コーナーを抜けて、さらに進んでいきます。
このあと、洞窟を見学してツアーは終了です。





漕ぎ手の人にチップを少しだけ渡して終了です。
ガイドによるとチップは義務ではないそうですが、頑張ってもらったので快くチップを渡せました。
なんで、そんなことをわざわざ書くかというと、翌々日の行ったタムコックとの比較ですよ

05ハロン湾でディナー♪

水上村観光から戻ってくると、バーヤ号船内でベトナム料理教室が開かれます。

ハロン湾のクルーズって、景色を見る以外って暇なんですよ。なので、船側が水上村とかカヤック体験とか、料理教室とか色んなアクティビティを用意してくれているんです。
ボクは無料のアクティビティばっかりでした。

作るのは揚春巻きです。
参加者は交互にライスペーパーを巻くだけ。
揚げたりは全部やってもらえます。食べるのがメインってことですねw


作り方は簡単です。
材料(具):
・豚挽き肉
・エビ
・きくらげ
・はるさめ
・ニンジン
・小ねぎ
材料(タレ)
・ナンプラー

作り方

  1. 具の材料を全部混ぜる。
  2. 卵を繋ぎにするために入れる
  3. ライスペーパーにくるんで揚げる

これだけです。




食べるときにナンプラーを薄めたタレをつけると超美味★
日本に帰ってきてから試したけど、ベトナムで作ったものとは味が違うなぁ。。。
美味しいけど、何か違う・・・まぁ、それでもレパートリーが増えたのでOKとしましょう

お料理教室が終わる頃になるとクルーズ船は宿泊ポイントに向けて移動しだします。
天気がいいと夕焼けが綺麗なんじゃないかな




停泊ポイントには他の船も集まっています。
たぶん、宿泊する船が泊まっていい場所って限定されているんでしょうね。

停泊ポイントは暗くなると船の明かり以外の明かりはほとんどありません。


シャッター速度を遅くすると、周囲はこんな感じで山に囲まれています。
でも肉眼じゃ真っ暗で何も見えません~


この日のディナーはとても豪華★







ベトナムで食べた中で一番豪華なメニューだったと思います。
世界遺産でクルーズ船に乗りながら、こんなご飯食べていると「贅沢してるなぁ」とか感じちゃうね。
ツアー代金の高さも許してしまいそうです

ディナーの後はレストランで映画「インドシナ」の上映会が開かれます。
同時に船からのイカ釣りも体験できます。


船の明かりにイカや魚が集まってきているんだそうです。
イカ釣りは日本と同じでエギ釣りです。竿にリールは無いですが・・・

明かりに一番多く集まっているのは、緑色の魚。トビウオなんでしょうか?


たまにイカも泳いでいて、釣り客のエギに興味を示していました。残念ながら釣れなかったけど。
ちなみに、ボクの竿に対してイカは全く興味を示しておられませんでしたorz
日本でもイカが釣れたことないし、イカ釣りの才能が無いみたいです・・・


06スンソット洞窟

クルーズ船からの夜明けです。
曇り空なので日の出って感じでもないんだけどね。


希望者は朝食前に太極拳をすることが出来ます。


インストラクターの動きを真似するんだけど、ボクは太極拳をするのが初めてなんで動きが怪しい・・・
ゆっくりな動作なんだけど、日差しも強くなってきたので思ったよりも汗をかいてしまいました。

軽い朝食を済ませて、スンソット洞窟へ向かいます。
洞窟の入り口は山の上部にあります。階段で登るんだけど、気温が暑いのですぐに汗をかいてしまいます。
入り口の階段は観光客でかなり混んでいましたが、混雑には波があるみたいで少し休憩すると、混雑もおさまっていました。






 



飛騨高山の大鍾乳洞に行ったことがあるけど、規模が違いますね。
ルートにしたがって歩いていくだけで、ライトアップとかされているところとかは変わりませんけど。

1泊2日のバーヤ号クルーズツアーは、この後にブランチをとって終了です。
このあとはハノイへ戻ってバッチャン村の観光です。
移動時間が長い・・・

07バッチャン村

バッチャン村は陶器の村です。
日本にも輸出されているみたいです。
おしゃれな食器とか以外にもテラコッタも作っているみたいです。


ツアーバスは、村の中央付近にあるビルで停まりました。
ここには人間国宝のオジイサンがいるとか。


自由行動も可能ですが、このビルの上で陶器作成の見学が出来るそうなので、先に工場見学をしました。




工場では10人くらいの女性が働いていました。白い陶器に絵付けをする人や塗料を塗りこむ人などに分担して働いています。
あれ?人間国宝のお爺さんは何処に??
焼く前のバッチャン焼は、サーフェイサーを吹いたような白色で綺麗です。
絵の具の色も少し淡い色で焼く前の色合いのほうが好きなんだけどなぁ。

工場見学はスグに終了したので、事前に調べていたバッチャン村の地図を思い出しながら、メインストリート付近を散策しました。


市内の市場への出荷や海外への輸出用なのか、トラックへ食器を積み込みしている店もありました。
たが、基本的に店先に出ている陶器は同じようなレイアウトのものばかりです。
バスが停まったビルは、品揃えが豊富だったけど高すぎ。キレイなお皿が10$、レンゲが2$って言われてやる気なくしました。」
で、他の陶器やさんでレンゲ8,000VNDで6個、平皿30,000VNDで2枚、鍋60,000VNDで1個を購入しました。
レンゲが1個分値引きもされたので160,000VND。だいたい800円でした。
手さげバック1つ分くらいの量が、800円ていうのは相場よりも高いのかもしれないけど十分にお値打ち感があります♪

このあとは、夕食後に水上人形劇見学ですが、レストランの予約時間まで余裕があるので、オペラハウス横のカフェに立ち寄りました。


オペラハウスは有名人とかも演奏会をする大きな建物です。
日本人のアーティストでは杉良太郎さんが有名だそうです。
杉良太郎さんはベトナムで学校を建てたりしていて特別大使に任命されているそうです。
ベトナムに来ると国賓としてあつかわれるんだとか。日本人が外国で貢献していて感謝されているというような話を聞くとなんだか嬉しくなりますよね。

「ベトナムのスタバです」とガイドさんに言われていたこのカフェは、ベトナムコーヒーを売っています。

写真は別に飲みかけってわけじゃないですよ。
ベトナムコーヒーは量が少ないそうです。練乳が入っていてとても甘いので、氷を溶かしてから飲むんだそうです。
日本人はスグに飲んじゃうから勿体無いんだって。

08水上人形劇

本日最後の目的地は、水上人形劇です。
ハノイの子供たちが人形劇を簡単に見れるようにという目的で作られたそうですが、現在では観客はすべて外国人観光客で、地元の人は見に来ることはないそうです。


開演までの時間に市街散策をしました。
近くの帽子屋さんでお土産を購入したり~

開演時間チョット前に、館内に入場します。
カメラを使う人は別料金でチケットの購入が必要です。
もちろんカメラ持込料金を払いましたが、特に誰にも見せたりしませんでした。高くないからいいけど。


会場は予想より小さなものでした。昔ながらの小さな映画館みたいなサイズです。

開演して最初の10分くらいは、人形劇ではなく音楽のみが流れます。

中国系の音楽を演奏してくれます。
人形劇中の音楽もこの人たちが演奏していました。

水上人形劇の日本語版パンフレットには、演目のタイトルが書かれています。
多くの劇には会話が無いので、ベトナム語も英語もわかる必要ありませんでした。
素性人形劇なので劇の舞台は田んぼや川といった水上です。
昔話のようなものもあれば、コミカルなものもあります。写真の劇の内容がコミカルなものか、真面目なものかは、人形の顔でわかるのではないかと。






由緒ある人形劇と言われていたので期待していたのですが、ショートストーリーの連続であまり盛り上がりがないので、感動とか「凄い!!」とかって感じでは無かったです。カンボジアのスバエクの方が印象的だったなぁ。人形の外見のせい??
でも、そのショートストーリーのうちコミカルなものは意外に面白かったです。お約束的なボケの部分とかがあるので安心して見られる感じ。

ちなみに人形劇が終わると、入り口付近はこんな感じになります。


もう大混雑w
自分たちも含めて、多くの旅行会社が旧市街散策時の集合場所にしているのも要因でしょうね

09ホーチミン廟

観光最終日。明日は帰国するだけです。
今日はホーチミンさんが奉られている、ホーチミン廟に向かいます。
ホーチミンさんはベトナム独立の英雄、ていうか英霊です。
死後、本人の意思に反してホーチミン廟で安置されています。

今日はベトナムの平日。なのでホーチミン廟は空いていました。


セキュリティチェックをうけて、参拝者用の列に並びます。
この時点でカメラはガイドのトゥンさんに預けています。


館内は屋外と比べてかなり涼しかったです。
行列に並んで歩いていくと、ホーチミンさんが眠っている部屋へ到着します。
中には親衛隊風の白い軍服の兵隊さんが常に警備をしていてとても物々しい雰囲気でした。
肝心のホーチミンさんは、とてもきれいな顔で全然怖い雰囲気とかはありませんでした。
事前に調べた情報で、私語厳禁とか書かれていましたが、この場で人と話すことは難しいでしょうね。警備の雰囲気だけでは説明できないような空気が充満していました。「神聖な場所」と言われれば納得が出来るような空気です。

ホーチミン廟は写真が取れない場所ということで、行く前はあまり期待していなかった場所だったのでした。写真も撮れず、規模的には大きくない施設ですが、ベトナム人のホーチミンさんへの信仰心を感じることが出来、予想以上に行く価値のあるスポットだと感じました。
ここで働いている兵隊さんは名誉なんだろうなぁとか。

もうひとつ、ここの印象を良くしたのは兵隊さんの態度です。
ホーチミン廟の見学中、ボクの前には義足のお爺さんが歩いていました。若干、歩き方がぎこちなかったですが、ボクはあまり気にしていませんでした。
ですが、このお爺さんが小さな階段を降りるときに、そこにいた兵隊さんが手を貸していた光景を目撃しました。
ベトナム人はお年寄りを大切にするとは聞いていましたが、頭を下げるとか敬語を使うとかっていうレベルの話だと思っていました。まさか警備中の兵隊さんが階段を降りる手伝いをするとは思ってもいませんでした。
ベトナムに来てから観光客相手のお店へ行くことが多く、若干観光客にスレたベトナム人を見る機会が多かったので、その印象と対比されてとても良い印象をうけました。
ベトナムにもいい人はいるんだね。当たり前だけど。


ホーチミン廟の次は、古都であるホアルーへ向かいました。




中国風の寺院?を順に見学します。
この寺院の内部に入る際、入り口には段差があり、この段差をまたいで中へ入ります。


この段差には意味があるんだそうです。

 お寺に入るときは礼儀正しくお辞儀をしなければならない。
 段差をまたぐことで、自然に頭が下を向いてお辞儀をすることになる。
 お辞儀をしない罰当たりは入り口で転んでしまう。

だそうです。確かにこの段差を超えるには下を向いてしまいます。
ただ、お年寄りには辛くない??




ホアルーはあまり観光地化が進んでいないのか、物売りは地元のオバアチャンが多いです。
露天もまばら・・・


品物を売ろうと寄ってきますが、断るとすぐに引き下がってくれます。
ただ、他のベトナムの物売りに比べるとあまりにも引き下がりやすいので買ってあげたくなっちゃうけど。

GW10タムコック

ホアルーのあとは最後の観光地、タムコックです。
タムコックへ行く前にレストラン。
タムコックの船着場の近くのレストランですが、ココが一番旨かった!!




肉も旨いけど、デザートのパイナップルが劇甘でした★
今までのほかのレストランやデヴーホテルでもパイナップルは出てきたけど、別に美味しくないので食べ残していました。こんな旨いパイナップルが食べれるとは・・・


タムコックは、陸のハロン湾とわいれているそうで、海ではなく川を下りながら観光します。
ガイドさんによると、

  1. 写真を撮って売りつけようとしてくる人がいるので、顔を向けない
  2. 途中でジュースなどを売っている人がいるけど、買うかどうかは自由
  3. 船の漕ぎ手には最後にチップをあげてほしい

とのこと。
タムコックはとても良い観光地ですが、この3つの注意点が印象を悪くしています。

船着場へ到着。
ここにもカメラを持っている人がいますが、ここで写真を撮られるわけではなく、川下り中に撮った写真を売りつけに来ているようです。



手漕ぎの船には漕ぎ手が2人乗りました。疲れたら?交互に交代しているようでした。


川沿いにはいくつもの奇岩が立ち並んでいてキレイです。
3回くらい奇岩の下の洞窟を通り抜けたりするのが面白いです♪
天然の洞窟なので、天井が低いのも良いね
岩の上にはヤギが生息しているようで、崖の上でノンビリしていました。







川下りの折り返し地点には物売りのボートが待機しています。

「別に買わなくて良い」という話だったのであまり買う気が無かったんだけど、あまりにシツコイ!!
そもそも、このジュースとかの商品は観光客用ではなく、「漕ぎ手へのチップとして買ってあげて」という意味だそうです。

ぇーっと、川下りの入場料をすでに支払っており、下船時にもチップを揚げる予定なのに、「チップとしてジュースを買え」とはどういうこと!?
ジュースを買うまで船が動く気配が無いのであきらめて購入(と言っても、支払いはボロボロで受け取り拒否をされ続けたお金を使ったけど。)

これで、やっと船は元の船着場への帰路へ付きます。
この辺からボクの機嫌が悪くなってきていました。。。

帰り道では、休んでいるほうの漕ぎ手が、何処にでも売っているお土産用の刺繍などを執拗に販売しようとしてきます。
イライラしているのでそもそも会話もあまりせずに断ってました。




もうすぐ船着場に到着という頃になると、「チップ、チップ」と言い出します。
ガイドさんから「最後にチップ払ってあげてね」と言われていたので、当然払うつもりです。が、やっぱりおかしい。
ボクはタムコックという観光地の観光中です。観光『後』にチップ払うのは良いとしても、人が観光を楽しんでる横で「チップ、チップ」というのはマナー悪すぎじゃない?
「ちゃんと観光させろ~~~~~っっ」とかなりイライラしてました。

結論として、タムコックは景色はとても素晴らしいですが、人間が最悪でした。
チップといえばお金がもらえるって思っているだけなんでしょうね。
世界遺産のハロン湾での水上村観光はこのようなこともなく、とても快適だったのでとても残念です。
世界遺産に登録されれば政府とかの指導で、まともな場所になるのかなぁ
(※内容は2010年当時のものなので、2018年現在はもっと良くなっているのかも!?)


帰国日は朝の4時に起床です。
前日の夜に出発より全然いいんだけどね。


朝食が無いように聞いていたけど、ホテルからちゃんと朝食を渡してもらえました。
見かけより美味しかったよ

空港内の募金箱は変な形でした。


空港で驚いたのは、「市街よりもドンの価値が一気に下がった」こと
空港の商品はボッタクリ価格になることはよくありますが、ベトナムはこれだけじゃありませんでした。
市内では「1$=20,000VND」として支払い可能でした。しかし、空港で1$の商品を購入しようとして20,000VND支払おうとしたところ、30,000VND請求されました。ありえん。

そんなわけで、旅の後半はベトナムに対してイマイチな印象をうけることが結構ありました。
普通に暮らしているベトナム人はいいとして、次回行くことがあったら、観光客相手のベトナム人はには注意したいなぁ。。

11ベトナム小ネタいろいろ

ベトナム旅行の本筋では書かなかったその他の話。

バイクがいっぱい
ベトナムはバイクが多いというイメージを持っている人も多いのではないかと思います。
実際に、写真のようにバイクで混雑しています。




もちろん渋滞するのは都会だけですが、日本の交通ルールと比べちゃ駄目な騒々しさです。
信号は守っているけど、割り込み上等で、常にクラクションが鳴り響いていました。
このクラクションですが、どうやら「どけどけぇ~っ」的な意味ではなく「今追い抜いていますよ」的な意味合いで使われているようです。
他のバイクや車を押し退けるためではなく、避けてもらうためって感じ?
まぁ、やることは同じなんだけどね。

こんな混雑した道路を横断なんてしたくありませんが、ベトナム人は横断する技術を持っているそうです。
それは、「ゆ~~~っくり歩くこと」だそうです。
横断中にバイクとかが近づいて来たからといって急に走り出したら、避けようとしたバイクとぶつかってしまうことがあるのではないでしょうか。そこで、バイクや車に避けてもらうこと前提で、避けやすく歩きましょうって事のようです。
また、少し前まではヘルメットなしででバイクの運転をしても良かったみたいです。
今はヘルメット義務化されたので、ほとんど皆がヘルメットをしています。ヘルメット屋さんも結構あるしね。

ちなみに郊外ではこんなバイクも。


ニワトリ、まだ生きていましたよ


電柱がなくなる?
このようなカラフルなホースがハノイ市内では見かけられました。

電線を地中へ埋めるために、このホースを使うんだそうです。
数年後にはハノイから電柱がなくなるんだってさ。

現在、ハノイ市内の電柱にはメインの電線以外にもなんだか不審な電線が延びています。
電気泥棒とかなんとか・・・こういうのを防ぐのを目的なんでしょうかね?


フランスパン売りのおばちゃん
高速道路わきには、このようなオバチャンが立っています。

このオバチャンたちは、フランスパンを販売しています。

ハノイの人たちはフランスパンをよく食べるんだけど、地方へ帰るとあまり売っていないそうです。
なので、買いだめしたりお土産にするんだそうです。

ちなみに、このような路上販売は禁止だそうです(高速道路だけ禁止かも?)
警察が来るとあわてて逃げるために、あたまに背負うことが出来るようになっているんだってさ


ベトナムビール
ベトナムのビール333です。


「バーバーバー」という読み方なんだって。