2020年4月22日水曜日

WPFのWebBrowserでHTML5を表示する

WPFと書いていますが、WPFに限らずWebBrowserコントロールでHTML5表示する方法です。
実際にはHTML5に対応するのではなく、プログラム中で使用されるIEのバージョンを変更する内容になります。(デフォルトではIE7が使用されます)

レジストリエディタを使用します。
よくわからない人は、止めておきましょう。

1.レジストリエディタの起動

スタートメニューを開いた状態で「regedit」と入力します。レジストリエディタが表示されるのでクリックして起動します。


2.レジストリの追加

レジストリエディタ内のエクスプローラをたどって、
HKEY_LOCAL_MACHINE-> SOFTWARE-> Wow6432Node-> Microsoft-> Internet Explorer-> MAIN-> FeatureControl-> FEATURE_BROWSER_EMULATION
まで移動します。


右側のキーの空のスペースを右クリックして、コンテキストメニューを表示し、
新規-> DWORD(32ビット)値を選択します。

 追加されたキーの名前を、作成したプログラム名(例ではMyApplication.exe)に変更します

 キーをダブルクリックして値を登録します。
表記を「10進数」に変更して「10001」を入力します


「10001」は「IE11 Edge」を指定していることになります。
その他の値はMicrosoftのオフィシャルページを参照してください。