ここまでにも書いていますが、僕は教育者ではなくシステムエンジニアやプログラマとしての観点でブログを記載しています。参考書などの選定でも同様の視点で書いています。
書店ではScratchについて、色々な参考書が販売されています。
その中で個人的に良いと思うものを紹介しようと思います。
1.紹介している参考書のレベルについて
プログラムに関する参考書には
- 漫画や絵本のような低年齢向けのもの
- 1冊の参考書で1つのプログラムを作りこんでいくもの
- いくつものプログラムの作り方が書かれているもの
- パソコンの仕組みについてまで書いてあるマニアックなもの
など、色んなものが販売されています。
このなかで漫画や絵本のような低年齢向けのものは選定する自身がないので除外しています。
だって、そこまで小さな子にプログラムを教える必要がわからないんだもの・・・
プログラムをやりたいなら、参考書読むよりも使って遊んで慣れたほうが良いと思います。
また、上級者向けの本はパラパラめくっただけで頭が痛くなるので除外しました。
細かい仕組みや用語わからんくてもプログラムは出来るし、困ったときに覚えていけばいいじゃん・・・
なので、簡単な文書や手順書を自力で読めることは最低条件として
そうであれば、子供でも大人でも読めそうで役に立ちそうなものを選んでいます。
んー、料理のレシピ本が読めれば大丈夫なレベルかな?
2.参考書の選択する基準
記事では二冊紹介していますが、選定基準はどちらも巻末の「索引がしっかりしてる」ことです。
プログラミングについて理解が進むと、ページに書いてあることを順に読むということよりも
『○○のようなことをやりたいけど、どうするんだろう?』とか
『○○ということを調べるとヒントが書いてありそう』
と考えることが多くなります。
プログラミングについて理解が進むと、ページに書いてあることを順に読むということよりも
『○○のようなことをやりたいけど、どうするんだろう?』とか
『○○ということを調べるとヒントが書いてありそう』
と考えることが多くなります。
僕の場合、Scratchを使っている時には
『クローンってコマンドはどう使えば良いんだろう?』とか
『乱数や変数、配列の使い方を知りたい』
『乱数や変数、配列の使い方を知りたい』
と思うことがありました。
そんなときに利用するのは目次ではなく索引です!
索引で調べたい言葉が載っているページを探して、そこでどうやって使用されているかを確認して、自分の作るプログラムで応用することになります。
また、この本を読めばテストで良い点が取れるというような観点は全く見ていません。
純粋に初心者がプログラムを楽しむことに役立つかどうか?という点のみで判断しています。
3.できるキッズ 子どもと学ぶScratchプログラミング入門
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子供向けのプログラム入門用の参考書です。
子供向けのなかでは索引がしっかりしていました。
クローン、乱数といったものの使い方も、ゲーム製作のなかで用語を実際に使って説明もありました。
子供向けですが、プログラム初心者であれば年齢に依らず難しい本を読む必要はないと思います。
ゼロからプログラムを勉強するのであれば、大人でも読んでも大丈夫だと思います。
子供向けのなかでは索引がしっかりしていました。
クローン、乱数といったものの使い方も、ゲーム製作のなかで用語を実際に使って説明もありました。
子供向けですが、プログラム初心者であれば年齢に依らず難しい本を読む必要はないと思います。
ゼロからプログラムを勉強するのであれば、大人でも読んでも大丈夫だと思います。
4.親子でかんたんスクラッチプログラミングの図鑑
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こちらのほうが索引が豊富で、内容も充実しています。
ただ、用語の解説は豊富だけど、用語の解説に重点を置いているのか、実例となるような具体的では例がないこともあるようでした。
用語を調べたときに「どういう時に使えばいいか?」を、自分で考えられるレベルになっていれば気にならないと思います。
ある程度、プログラミングの理解が深まってから参考書がほしくなった人は、こちらの方が役に立つと思います。
ゼロからプログラムを勉強する人ではなく、プログラミングが楽しくなってきて色々なことを勉強したくなった人はこちらを読んでみてください♪